「サハリン2」事業停止、ロシアが開発承認取り消し

 【モスクワ=金子亨】国際石油資本のロイヤル・ダッチ・シェルと三井物産、三菱商事によるロシア・サハリン沖の資源開発事業「サハリン2プロジェクト」について、露天然資源省は18日、2003年に出された同事業第2段階への事業許可承認を取り消す決定を下した。

インターファクス通信が伝えた。

これにより、事業は当面停止されることになった。

この問題では、同省の管轄機関である露天然資源監督局が「環境対策に不備がある」として、サハリン2の事業主体である「サハリン・エナジー」社に対する事業許可の取り消しを求める訴えをモスクワ市の裁判所に起こしていた。裁判は今月21日に始まる予定だったが、天然資源省の決定により中止された。

(読売新聞) – 9月19日

ロシア人が肝心なところで契約&条約を守らないというのは、一連の北方領土交渉だけでなく1945年8月の時にイヤって言うほど思い知らされてますが、今回はセルフィッシュ度では過去屈指の酷さですなー。さて、事業再開の暁にはどれだけ「ふんだくられる」契約になってるんだろ┐(´ー`)┌ヤレヤレ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です