BLOOD+ 第18話「エカテリンブルグの月」

噛ませ犬カイ少しだけ成長するの巻。と、言ってもデヴィッドはじめアダルトズもハジ以外所詮噛ませ犬だからそれがどうしたでありますが。デヴィッドが全滅部隊の生き残りだからって、それ「役に立つかどうかに」関係ないし。だからカイも力抜け。力任せにやると壊れちゃうわよ(笑)。

デルタ67やディーヴァの正体など、ベトナム編からの謎が少しずつばらされてくる過程はストーリーの進行上「良し」。…なんだけど、チェルノブイリってわざわざ言及する必要あるのかいな?歴史の汚点に触れること=ストーリーのアクセントと考えているんならそれはちょっと安直ではないでしょうか。挙句にラオスにあった研究所が「北爆でオジャン」って、72年当時のベトナム情勢少し考えたら超ありえないことがすぐ分かるんですが。脚本はいいんですが、どうも小道具の使い方が上滑り。今後この手のネタを使うときは時代考証にもう少し手間を割いて欲しいところです。

次回リーザ暗躍?知りませんな。中身が同じ化けモノなら年増より美少女ディーヴァのほうが興味津々なので(おぃ)。

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